図書館で読む本
この間の日曜日は読書三昧。
ただ、貸してもらわずに図書館で黙々と。
家ではなんだかんだと雑事に追われ集中できないし、
それに、久しぶりに手強い本だったので、持って帰ると
ただの漬け物石になってしまいそうだったから。
で、何を読んでいたのかというと
「埴谷雄高・独白「死霊」の世界」
もう10年ほど前になるでしょうか、教育テレビETV特集で
同名の番組が放送されていました。
五夜連続だったかと思います。作家が画面を通して語るのは
別に珍しいことではないんですが、とても面白かったのを
記憶しています。構想から数十年経つのに未だ執筆中(当時)
というとてつもないエネルギーを持った作家の存在に驚きました。
それを映像じゃなくて本で読むのは、ほんまに疲れます。
久しぶりに頭の芯がジンジン、日頃使ってないし、しゃ~ないか。
ちなみに帰りに貸してもらったのは
「上方落語 桂米朝コレクション2奇想天外」
「圓生百席18 小間物屋政談・盃の殿様 三遊亭圓生」
「圓生百席32 錦の袈裟・猫怪談・鼠穴 三遊亭圓生」
どうやら、頭の中は悪い大根みたいにすが入っているようです。
by lagopus55 | 2005-11-15 19:18 | 読書