「浮世道場」群よう子を読む

古典は昔から好きだった科目。とはいえ「源氏物語」も完全読破していないし、
「平家物語」「太平記」も吉川英治のみ、なんですけど好きなんですよねえ。
といっても説話やおもしろ話ばっかりですけど。

この本で俎上にあがった本は
「女重宝記」「男重宝記」「典座教訓」「赴粥飯法」「御伽草子」
「蜻蛉日記」「方丈記」「紫の一本」「西鶴文反古」「解体新書」
「北越雪譜」「紫式部日記」「雨月物語」「風姿花伝」
の14冊。

原文引用がかなりあるので、慣れていないと疲れます。
群さん独特の視線で語られていて、原典を読んでみたいと思わせます。
なかでもイチオシは「紫の一本(ひともと)」

江戸の地誌、ガイドブックなんですが、それを紹介する二人の案内人というか、
おっさんがガイドそっちのけで出会った女に色目を使ったり、
夜中、丑の刻参り帰りの女に道を尋ねられ腰を抜かして半泣きになったり、
ハチャメチャぶりが面白い。ガイドなのに、伝聞情報を言っておいて
「また、いつか行ってみよう」なんておっしゃる。
早速図書館に予約しました。
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by lagopus55 | 2007-07-12 12:10 | 読書